組織の関係性を遊びと対話で改善する、「emochan card & playbook」を共同開発

Point

  1. 対話による「適応課題」の解消を促す遊びを開発
  2. 創造的対話のプロセスをベースに、ツールを使った3種類の遊びを設計
  3. 誰もが使いやすく遊びやすいプレイブックの製作

「働くに“遊び”をつくる職場のおもちゃメーカー」であることを掲げる株式会社KOUと、コロナ禍で加速する職場の適応課題を「感情×対話」でプレイフルに解決するソリューションキット「emochan card & playbook」の共同開発を行いました。クラウドファウンディングで好評を博しリリースされた「emochan card(エモチャンカード)」において、学術的知見に基づく対話方法を取り入れた3つの遊びを新たに開発し、活用方法をプレイブックとしてまとめました。

人材・組織開発領域おける、「感情×対話」を促すツールの活用法とは?

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、人や組織における複雑な関係性の問題、いわゆる「適応課題」に多くの会社が頭を悩ませています。株式会社KOUでは、適応課題を「感情×対話」でプレイフルに解決する感情シェアリングカードゲーム「emochan card(エモチャンカード)」を製作。そのセカンドロットの販売に合わせて、人材・組織開発市場や教育市場など、まだリーチしきれてない領域への認知拡大を目指すと同時に、それらの領域における新たなツールの活用方法や遊び方の開発を必要としていました。

適応課題の解消へ。プレイフルにアプローチする3種類の遊びを開発

本プロジェクトでは、個人間、組織間の関係性のなかで生じる適応課題の解消の鍵となる対話を、「emochan card(エモチャンカード)」を用いて促す新たな遊びを開発しました。プログラムは「会話のきっかけづくりの遊び」「価値観を深く理解し合うための遊び」「相手の視点に立って思考する遊び」の3つの遊びを、MIMIGURIが重要視する創造的対話のプロセスをベースに構成。他者との協同的活動を通じて、自分自身の閉ざしていた想いや感情を発見したのち、それ素直に表現したり、分かち合ったりすることを楽しみながら、建前ではない自然な関わり合いのなかで適応課題の解消に向けた対話を促します。

誰でも簡単にカードゲームをはじめられるプレイブックを製作

従来の「emochan card(エモチャンカード)」の遊び方に、今回新たに開発した3つの遊び方についても追記したプレイブックも合わせて製作しました。単純に遊びの手順を示すだけではなく、なぜ感情の分かち合う対話が大切なのか、どのように対話を進めることが効果的なのかといった、遊びの意図や背景の解説も含めたスライド仕立てにすることで、スクリーンやモニター、タブレットにそのまま投影して簡単なワークショップが実施できるようにデザインしました。

人や組織の関係性を扱うさまざまな領域での導入・実践

ツールとプレイブックをパッケージングし、ソリューションキット「emochan card & playbook」として2021年1月にリリースしました。人や組織の関係性にうよる複雑な問題を、遊びと対話によって解消するアプローチとして、人材育成や組織開発を専門とするビジネスパーソンをはじめ、教員や教育領域で活動するファシリテーター、キャリアコンサルタントなど、多様な職種の方からお問い合わせ及び実践の報告をいただいています。


emochan cardは下記リンク先にて販売中です。



  • Client

    株式会社KOU

  • Facilitation

    和泉裕之, 渡邉貴大

  • Design

    株式会社KOU, 佐藤比呂